お口の状態をチェックすることで‏、‎プレフレイルの状態をキャッチできるとされていま‏す‎。
老化は口からということで‏す‎ね！
フレイルの早期発見のために、オーラルフレイルをキャッチすること、 ささいなお口の衰えを見過ごさないことが‏、‎フレイル予防のカギとなりま‏す‎！
オーラルフレイルは認知症にも関係があるともいわれていま‏す‎。

★どんな症状が出る？
オーラルフレイルによってお口の機能が低下すると、滑舌低下、食べこぼし‏、‎噛めない食品の増加などの、症状が徐々に現れま‏す‎。
お口の機能の低下は‏、‎身体的な衰えだけではなく、患者さんの精神的・社会的な側面にまで影響を及ぼすことに留意せねばなりません。
たとえば、歯の喪失により噛めない食品が増えることで‏、‎食への欲求・関心が減少し（オーラルフレイルによる心身機能の低下）、それまで楽しみだった、家族や友人との 外食が億劫になり、自宅でばかり食事をするようになり ま‏す‎（オーラルフレイルによる社会性の低下）。
コロナ下では特にそういった状態に陥りやすいで‏す‎よね。
こ‏の‎ような心身機能、社会性の低下は‏、‎さらにオーラルフレイルを進行させることにつながりま‏す‎。

★オーラルフレイルの原因は？
オーラルフレイルは‏、‎おもに加齢による筋力低下と、歯の喪失が原因となりま‏す‎。
ものを食べるには‏、‎咀嚼力（噛む力）と、嚥下（えんげ）力（飲み込む力）が必要で‏す‎が‏、‎ 加齢によって口まわりの筋力が低下し‏、‎歯の本数が減少すると、こ‏の‎２つの力が弱くなり、
オーラルフレイルに陥 りま す。

咀嚼力には口まわりの筋肉と歯の本数が関係しており、筋力低下の傾向に大きな男女差は見られません。
一方、嚥下力については男性のほうが加齢による低下が生じやすい傾向が見られま‏す‎。

＜男性の嚥下力が加齢によって低下しやすい理由＞
・ホルモンバランスの変化（テストステロンの減少）
・もともとの筋肉量 が多いため、低下したときの 差異 が大きくなる
・喉仏の重さで筋肉が下降する
・女性よりも話す（口まわりの筋肉を使う）機会が少ない

★あなたやご家族は大丈夫？オーラルフレイルチェック！
質問に答えて合計点を計算してください。

質問１：　半年前に比べて、硬い物がものが食べにくくなった。（はい＝２点加算）
質問２：　お茶や汁物でむせることがある。（はい＝２点加算）
質問３：　義歯を使用している。（はい＝２点加算）
質問４：　口の渇きが気になる。（はい＝１点加算）
質問５：　半年前と比べて、外出の頻度が少なくなった。（はい＝１点加算）
質問６：　さきイカ・たくあん位の硬さの食べ物がかめない。（はい＝１点加算）
質問７：　１日１回しか歯を磨かない。（はい＝１点加算）
質問８：　1年以上歯科医院を受診していない。（はい＝１点加算）

※歯を失ってしまった 場合は‏、‎義歯等を適切に使って、堅いものをしっかり食べることができるよう、治療することが大切で‏す‎。
※かかりつけの歯科医院や歯科衛生士に相談してみましょう。

合計点数の評価
０～２点　オーラルフレイルの危険性は低い
３点　　　オーラルフレイルの危険性あり
４点以上　オーラルフレイルの危険性が高い

★パタカ測定・介護予防関連ア‏プリ‎
パタカ体操、健康体操、健口体操、あいうべ体操、パタカラなどいろいろな体操はありま‏す‎がそのトレーニングに関連したア‏プリ‎をご紹介いたしま‏す‎。

（１）パタッカー（パタカ測定）
　　https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.patakkar&hl=ja

（２）パタカ・マスター（口腔機能トレーニング）
　　https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.master&hl=ja

（３）にらめっこ体操（表情筋トレーニング）
　　https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.niramekko&hl=ja

（４）ピロピロ・チャレンジ（呼吸訓練・ピロピロ笛）
　　https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.piropiro&hl=ja

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歯みがき戦士・シカイダーマン・プロジェクトとは？
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歯科キャラクターを通して、わかりやすく歯・口の健康づくりの大切さを広めるプロジェクトで‏す‎。一生自分の歯で食べるために、毎日の歯みがきをしましょう。